23冊目・定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。

23冊目・定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。

どうも、さわおです。

今回、紹介する作品はドリヤス工場先生の「定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。です。

「あの作品、聞いたことはあるんだけどなぁ……」

「題名だけは知ってる」

「読んでみたいけど難しそう」

そんなあなたにだいたい10ページで文学作品を紹介、しかも、漫画で!

作品評価=

定番の文学作品? 読んでないなあ……

前回投稿した「大ダーク」を本屋で探していた時に見つけた作品です。

(ネタバレ注意)22冊目・大ダーク(ドロヘドロのことも少しだけ)

最近、ゲームやらドラマやら、どうも、このブログのタイトルである「読書家を目指してなにが悪い!」から遠ざかりまくっている気がしたので、非常に興味をひかれました。

どうやら人気TV番組で紹介された本のようで、帯の表には「シリーズ累計40万部突破!!!」と書かれていました、凄いですね。

背表紙側の帯にこの本に収録されている作品群が列挙されていたので見てみたのですが……全く読んでいない作品ばかりでした。

流石に恥ずかしいですし、ちょっと内容をこれで覚えて知ったかぶりするのもいいかなと思い、購入いたしました。

「文学作品の解説本」ではない

この一冊を読み終わっての感想は、「なるほど、これは確かに題名通りだ」でした。

収録されている文学作品の中で、唯一読んだことのあった「人間椅子」を読んでみると、「ああ、確かにこんな話だったな」と納得させられました。ただ、他のいくつかの作品を読んでいると、

「ん? これはどういう意味だ?」

というところが多数、見受けられました。

実のところと言いますか、勘違いしやすいのですが、文学作品を漫画にしても難しいものは難しいのです。

難しいと言いますのは、書かれている文字が昔のままであったり、今の風俗と異なっていたり。特に、読者に思考させる部分は漫画になってもそのままであることをです。

「だいたい10ページで、しかも漫画、これは読みやすいだろう」と思ってこの本を買うと期待を裏切られるかもしれません。

今と昔の橋渡し役

では、この本のどこが優れているのか、それは、この漫画を読むことによって生じる、過去の文学作品への興味です。

いわゆる「文豪」と呼ばれる方々の時代と今の私たちの風土、住まい、服装、考え方などはかなり異なるものです。それを文章から想像するのはなかなかに難しい、そこで、この漫画の出番です。漫画という視覚情報を得ることによって、「言っていることはよくわからないが、この時代はこのような感じだったのだな」とぼやっとですがわかることができます。

そうして、私もその一人ですが、「なかなか興味深いな、よし、原作を読んでみるか」という気分にさせてくれるのです。

絵柄が水木しげる先生風なのも、現在でもアニメシリーズが続いている「ゲゲゲの鬼太郎」を知っている方が多いように、どの年代でも親しみやすいようにした配慮なのかもしれません。



知ったかぶりではなく、作品を深く知るための第一歩

教養を身につけたい。馬鹿にされたくない。そして、文学作品について深く知りたいという方はこの本を第一歩としてみてはいかがでしょうか。

帯にも書いてありましたが、これは、「文学入門」の本です。

是非とも一緒に定番の文学に触れてみませんか?

では、また!