4冊目・ソードアートオンライン アインクラッド

4冊目・ソードアートオンライン アインクラッド

どうも、さわおです。

最近、インフルエンザが猛威を振るっていますね。私も早速、かかってしまいました。ワクチン打って、常にマスクをしていてもかかってしまうものなのですね。もうどうしていいやら…

いや、こういう時こそ本を読むべし! 確か、「バーナード嬢曰く。」でも、読書がはかどる場所として、病床が挙げられていたはず。

というわけで、4冊目の読書感想は川原礫先生の「ソードアートオンライン アインクラッド」です。

あらすじは

天才・茅場晶彦が開発したフルダイブ可能なゲーム、「ソードアートオンライン」

フルダイブとは完全に仮想空間に入ることができるシステム。

ベータテストからプレイヤー、キリトは早速、そのゲームをプレイするのだが、このゲームにログアウトのボタンがないことに気づく。

ネット上に残された一万人のプレイヤー。そして、開発者・茅場から発せられた言葉は驚くべきものだった。

このゲームをクリアするまで元の世界には戻れない。そして、このゲーム内で死んだものは現実世界でも死ぬ…

「これは、ゲームであっても遊びではない」

と、このようなお話です。

 

作品評価=

 

実はこの本、2回読みました。

1回読んで、ブログに感想書くかーなんて思ってたら、インフルエンザになってしまい、高熱で「ソードアートオンライン」の記憶が吹っ飛んでしまったんです。

自分のツイッターを確認してみたら、どうやら自分には合わなかったらしいというのはわかったのですが、何が合わなかったのかが思い出せず…。

確か、こういう方におすすめですよーということも考えていたんだけどそれも思い出せない… これからはきちんとメモとります。

 

それにしても「ソードアートオンライン」ですよ! 「ソードアートオンライン」! SAOですよ! もうこれからの表記はSAOでいきます! SAOと言えばライトノベルのなかでも超メジャータイトルです! ですよね…?

というのも、私は本全般の知識も足りていませんが、その中でも「ライトノベル」は未知の領域なのです。というか敬遠してました

何故かというと、理由は結構あります。いくつか抜き出しますね。

 

一つ目に、うちの近所の本屋さんでは、漫画コーナーの奥にライトノベルの文庫が置いてあるということです。どういうことかというと、私は基本的に漫画は紙の本では買いません。場所を非常に取るので基本、kindleです。なのでライトノベルの文庫コーナーまでたどり着かないのです。

 

二つ目は、題名のせいですかね。

文庫版は見る機会が無いにしても、単行本版は結構見かけます。それでびっくりするのが装丁の恰好良さ! 「幼女戦記」とか「オーバーロード」なんて恰好良いですよね。

それで、なにか自分に合いそうな作品無いかなーと本の背表紙を見ていくのですが、まあ見にくい…。「○○の○○は○○」みたいなので目をしばしばさせていますね。ライトノベルではこのように題名で説明してくるタイプの本が多い気がします。

あれって、編集の方が決めるのでしょうか? やはり目立たせるための作戦だったり? うーん、よくわかりません

 

3つ目は、とても良くないことではあるのですが、偏見です。

私は、ゲームやアニメ、映画なんかには結構触れていたりするのですが、ラノベ原作のアニメ、ゲーム、映画は見ません

絶対見ないぞ! ということではないのですが、ラノベ原作というのを聞くと、自然と「見るリスト」から外してしまうのです。

それは何故か? わからない…わからないこその偏見だと思います

でも、Fate/zeroとかラノベだけどアニメ見たよとか思ったりしましたが、もういい加減に本題に行きましょうかね!

 

さて、SAOなのですが、面白かったのか、面白くなかったのか率直に申すと、面白くなかったは語弊があるので私には合わなかったと書いておきます。

まずは、好きだったところから書いていきます。

 

一つ目は、面白い設定です。

ゲームの中に入り、そこでデスゲームに巻き込まれる。そして、ゲームからのログアウト不可。

それだけの設定だけでも何かいろいろなアイデアというか疑問が湧き上がってきます。

プレイヤーキラーはいるのか? 食事は? 誰かが攻略すればクリアなら、安全圏でじっと待ってたほうがよくない? などなど。

そういう疑問に対する解答はこの一巻に大方載っています。

よく作りこまれた設定って見ていてとても楽しいものです。

 

二つ目は、この一巻でアインクラッド編が一段落着くということです

これはとても良いことだと思います。この一巻にまとまっているわけですから、SAOを見ようか見まいか、この一巻で、判断できるわけです。

ですのでSAOが気になっている方はこれ以降の文章を読むのはやめて本屋さんへ行き、SAO一巻を買ってくるのがベストだと思います。

 

 

では、合わなかった部分いきます。

 

一つ目は、説明です。

これは、仕方のないことだと思うのですが、読者はSAOの原理、ルール、その他諸々何もわからないので、説明してもらわねばいけません。基本的に主人公キリトの独白で説明されていくのですが、これがなかなかの辛さ

序盤の技の出し方に始まり…始まり? 多すぎて思い出せない。まあ、大体の事柄について説明がついてきます。わたしにはかなり退屈でした。

それと、普通に説明の中で、ゲーム用語がでてくるので、ゲーム慣れしていない方はもっと大変だろうなあと思います。

 

二つ目は、SAOの中での人間関係についてです。

このSAO一巻、人間関係の描写が非常に薄味です。これは主人公の主観で物語が進んでいくことが原因なのかもしれません。

主人公キリトは他人とはつるむことなく、一人でレベルを上げていくソロプレイヤー。薄くではあるけどほかのプレイヤーとも交流はあるらしいということが序盤でわかります。

言い忘れてましたがこの作品、デスゲームが開始されて2年が過ぎたところからの物語がメインです。

始めは、「えぇ…仲間と知り合う過程とか、レベルとともに精神的にも成長していく主人公が見たかったなあ」と思いましたが、このキリトという主人公、2年経ったからといってそこまで成長していないのではないかと感じました

一応、2年の間で事件はいろいろと起こっているようですが、だからといってキリトのやることは特に変わっていないようです。

そんなキリトにアスナという女性プレイヤーが関わってきます。これが…うん…

 

3つ目にしましょう! ヒロイン、アスナの存在です。

アニメや漫画には嫌われるヒロインというものがあります。代表的なものだと「暴力系ヒロイン」というやつです(主人公はわざとじゃないがヒロインにセクハラをしてしまいぶん殴られるというパターン)

アスナは「暴力系ヒロイン」ではありません。

適当な固有名詞が思いつきませんが、「主人公大好きヒロイン」といった感じでしょうか。

ただ、好きである理由がわからないのです。

なんとなくご飯一緒に食べて、戦闘して、狂ったプレイヤー倒していたら、いきなり性行為にまで及ぼうとする突飛ぶり(というかSAO一番の謎は性行為できるのになんで娼館などの施設ができていないのかということ。一応、SAO内の原始的欲求は睡眠欲と食欲ということになっているが絶対に性欲もあるだろ! これ以上は長くなるので割愛)

キリトもまんざらでもない様子で、アスナに求婚します。涙を流しながら応えるアスナ…。このシーンに至ってはどういう感情を持てばいいのか非常に困るシーンです。ゲーム内の結婚に感情的なつながりというのがいかほど必要なのかまったくわからないからです。(現実でもわからないが)

終盤でアスナがキリトに惚れた理由がわかるのですが、もう少し早く読者にも教えてもらいたかったなあと感じるものでした。

それで、あなたはアスナが嫌いなの? と言われたら、私は首を横に振るでしょう。

「嫌いじゃないんだけど… なんというか… 現実感がない

 

 

もしかしたら、この「SAOという物語は2年という間VR空間にいた結果、システムそのものに精神が乗っ取られていくホラー小説だったのかもしれない。キャラクターの薄さも説明がつくぞ。(ぜったい違う)

そして、現実世界に生還したプレイヤーがVRと現実を混同し様々な奇行、事件を起こしていく犯罪ものに移っていくのではないでしょうか(少しありそう)

 

どうでもいい妄想は置いといて、SAOのアニメ版も少し見てみたのですが、初めてSAOに触れるのはアニメからのほうがいいかもしれません。長い説明もないですし、キャラクターの個性も声優の方が引き出してくれています。そして戦闘シーン(完全に忘れていた)は、やはり映像で見たほうが楽しいです。

 

結構、文句たっぷりに書いてしまいましたが、文章はわかりやすいので、この作品と波長が合えば、今現在、19巻まで出ているようなのでそこまで一気に読み進められるのではないでしょうか。

壮大な物語を体験したければぜひ第一巻を読んでみてください。