ジャパニーズホラーゲーム最後の砦、エクスペリエンスの「心霊ホラーシリーズ」について語りたい。

ジャパニーズホラーゲーム最後の砦、エクスペリエンスの「心霊ホラーシリーズ」について語りたい。

どうも、さわおです。

今回は、ゲームメーカー、エクスペリエンスが開発の「心霊ホラーシリーズ」について綴っていきたいと思います。

いつも通り、ネタバレ注意です。



 

「心霊ホラーシリーズ」とは何ぞや。

「心霊ホラーシリーズ」とは、2017年に発売したPlayStation Vita用ソフト「死印」から始まるシリーズのことを指します。

「死印」発売後、2018年に続編となるPlayStation Vita用ソフト「NG」が発売し、

そして、現在、心霊ホラーシリーズ第三弾となる「シビトマギレ(仮)」がクラウドファンディングで3000万円の最終目標を達成しました。まことにおめでとうございます。

(多くの機種に移植されている作品群ですが、下記リンクにはPS4版を貼っておきます)

どんなゲームなの?

「死印」と「NG」に共通する部分としましては、

怪異によって死の宣告を受けた主人公が、怪異に関連している人物たちと出会い、多くの怪異と対決していく。

と、いうのが大まかな内容です。

ゲーム形式はアドベンチャーゲームで、怪異の存在するところを探索し、遺留物や怪異に対抗するための武器を集め、最終的に怪異との直接対決に臨むのが一連の流れです。

個人的には名作アドベンチャーゲーム「逆転裁判シリーズ」に近いものを感じました。まあ、逆転裁判はゲームオーバーは有罪で、心霊ホラーシリーズはあるのみですが。

「そうだよ、これこれ! こういうゲームを待っていたんだ!」

「NG」の話もしたいですが、今回はシリーズ第一弾であり、様々なメディア展開をし、そして、「シビトマギレ(仮)」に非常に関連している「死印」を中心に話をしていきたいと思います。

初めてこの「死印」という作品のことを知ったのはYouTubeに投稿されたトレーラーを見たときでした。

「日本産ホラーゲームか、珍しいな

というのが第一印象でした。

ホラーゲームというより「ホラー」というものは日本では縮小傾向であると思います。

以前は「かまいたちの夜」や「弟切草」などがありましたね。

最後にこれは怖いなと思ったジャパニーズホラーゲームは「SIREN」シリーズが最後だったでしょうか(同人では「ひぐらしのなく頃に」などがありました)。

「流行り神シリーズ」も最初は面白かったのですが、真シリーズになると、自分には合わないなと思い、やめてしまいました。

そんな時に発売が決定された「死印」だったのですが、あまり期待していませんでした。

というのも開発が「剣の街の異邦人」などのダンジョンRPGを作ったエクスペリエンスだとわかったとき、なかなかの冒険だなあと感じたからです。ゲームというのは開発するところによって特色というものが色濃く出るものですからね。

しかし、せっかくのホラーゲームの新タイトル、買わぬわけにはいかん! と思い購入しました。

ゲーム店にて購入後、帰宅。部屋の電気を切り、ヘッドホンを装着し、土日の二日間、真っ暗な部屋でプレイしクリアしました。(ちょっとどうかしてますね)

感想としましては上記している通り、

「そうだよ、これこれ! こういうゲームを待っていたんだ!」

に尽きました。

魅力的に描かれた「怪異」たち

この「死印」の魅力はビジュアル、サウンド、物語、色々ありますが、一番はおどろおどろしいビジュアルの怪異たちです

パッケージを見てみましょう。

もう、このパッケージ絵だけでおなかいっぱいになる方もいると思います。私は食欲が増しましたが。

しかし、このパッケージ絵、改めて見ると素晴らしいですよね。「電話ボックス」という現在では過去のものとなってしまったものの横に立たずむ異形の花嫁。いろいろと想像してしまいます。

この怪異の他にも何とも形容し難い怪異が襲ってくるので、いやはや、たまりませんね!

個性的で没個性、だからこそのキャラクターの広がりがあるのか?

主人公は己につけられた「シルシ」を消すために怪異と対決します。そして、それぞれの怪異に「シルシ」を付けられた個性的な人間とともに行動することになるのですが、いまいちキャラクターの個性が弱いです。

個性的なのにキャラクターの個性が弱いってどういうこと? と思われるかもしれませんが、その理由はキャラクターの多さにあります。

章ごとにキャラクターが登場するのですが、その章が終わるとシルシの消えたキャラクターは退場してしまうのです。

「なかなか贅沢なキャラクターの使い方だな……」

と、思いつつも、もう少しキャラクターを掘り下げてほしい気持ちもありました。

しかし、なんと、今度発売される「シビトマギレ(仮)」のビジュアルには「死印」のキャラクター達の姿が!

「シビトマギレ(仮)」で、キャラクター達の個性が思う存分発揮されることを願ってやみませんね。



「死印」は面白い! が、最高ではない。

「死印」は絶滅危惧種のJホラーゲームの希望の星であるのは疑いようがありません。しかし、上記したようにキャラクターの弱さだったり、間違えたら即死というシステムだったり、最高のホラーゲームではありません。

しかし、続編の「NG」ではキャラクターを減らしたことによりキャラクターの弱さは改善されています。システム面でもより工夫がこなされていて、「死印」より優れている箇所がいくつもあります。

このように、多くの点においてパワーアップされていく「心霊ホラーシリーズ」、第三弾である「シビトマギレ(仮)」に期待せずにはいられないでしょう。クラウドファンディングで3000万円を突破したというのが何よりの証拠です。

正直なところ、毎年出してほしい「心霊ホラーシリーズ」、応援しています!

 

余談といいますか、第三弾が出るまでの過ごし方として、他方面のメディア展開している「死印」作品を楽しんでみるのもいいかもしれません。

漫画版であったり小説版であったり。小説版は以前記事を書きました。

(ネタバレ注意)13冊目・死印

では、また!