傑作「The Last of Us」についてネタバレ全開で語りたい

傑作「The Last of Us」についてネタバレ全開で語りたい

今回の記事にはPS3/PS4「ラストオブアス」のネタバレが含まれています。今後、「ラストオブアス」をプレイする方でネタバレしたくない場合は絶対読まないでください。

 



 

もうすぐ、5月が終わりますね。2019年も残り7カ月、そしてこの年内に「The Last of Us PartⅡ」が発売予定になっています。

追記:PARTⅡの感想書きました

【ネタバレ注意】「The Last of Us partⅡ」クリア後の感想をネタバレ全開で語りたい

良い機会なので私がPS3で最高傑作だと思っている「The Last of Us」について紹介……ではなく、ただただ語っていきたいと思います。

 

そもそもThe Last of Usとは

The Last of Us(以下、ラスアスと表記します)は2013年にPS3で発売されたゲームです。多くの賞を受賞しており、全世界でリマスター含めて1700万本以上の売り上げを出した超人気ゲームです。

開発はシネマティックなゲームを作るのに定評があるノーティドッグ。有名な作品だと「アンチャーテッド」シリーズがありますね。

こちらのゲームもおすすめです。

 

ストーリー

世界は謎の寄生菌のパンデミックによって荒廃していった。パンデミックから20年後、ブラックマーケットでの取引をしているジョエルとテスはあるきっかけで反乱軍「ファイアフライ」の女リーダーであるマーリーンから運び屋の仕事を依頼される。運ぶ荷はエリーという少女であった。不審に思う二人であったが了承し、エリーを所定の場所まで連れていくことになる。

しかし、途中で3人は軍に捕まってしまう。そこで明かされる衝撃の真実。

「おい、こいつは……あの女にハメられたのか?」

「感染したガキを運ばされていたとはな」

エリーは感染者だったのだ。しかし、エリーは噛まれて3週間も経ちながら無事である。エリーはワクチン開発のカギとしてファイヤフライの研究所に連れていかれていたのだ。

こうして、ジョエルたちの長い旅がこうして始まったのであった。

 

壮絶で悲しいプロローグ

ストーリーの本筋の20年前、パンデミックが起こった日からこのゲームは始まります。操作するキャラクターはジョエルの娘であるサラです。

序盤、ジョエルとサラの微笑ましいやり取りが展開されます。ジョエルの誕生日にとサラが時計をプレゼントするのですが、この会話シーンが最高なのです。

ジョエル「お金はどうしたんだ?」
サラ「ドラッグ。売りさばいて儲けたの」
ジョエル「そうか、じゃ、ローンも手伝ってもらおう」
サラ「はいはい」
確か、映画「ノーカントリー」でも似たようなシーンがありました。ブラックなジョークを言い合うので二人の関係性が良好であることがとても印象付けられます。

(この映画、超おススメです)

ちなみに、私は日本語音声でプレイしましたが声優の方の演技がとても素晴らしいです。今までの吹き替え版ゲームの中でも最高峰といっても過言ではありません。
話を戻します。テレビを見ながら眠ってしまったサラは夜中に目を覚まします。すると、ジョエルが居ません。家の中を探すサラだったのですが、不穏なニュース、外を走るパトカー、遠くから聞こえる爆発音と、不吉な雰囲気が漂います。
探索を続けていると、ジョエルが外から急いで家の中に入ってきます。
ジョエル「ジミーの一家だ。様子がおかしい、病気みたいだ……」
ジョエルが入ってきたサッシ窓を見ていると凶暴化した隣人が突撃してきます。
机の中に隠しておいた銃を隣人に向けるジョエル。
ジョエル「ジミー、警告だぞ!」
ジョエルの言葉は隣人には届かず、ガラスを突き破って侵入してきたところをジョエルは発砲し射殺します。
サラ「撃ったの? 今朝会ったのに……」
このサラの一言が、もう今までの日常が終わってしまった、ということを感じさせてくれます
ジョエルとサラはジョエルの弟であるトミー共に脱出のために町へ逃げます。町へ向かう途中でサラは多くのものを目撃します。燃える建物、感染者に襲われる人々、まさに地獄絵図です。
何とか町に着きますがそこで3人を乗せた車は事故を起こし、横転してしまいます。そこから視点はジョエルに移ります。
足を怪我してしまったサラを抱え、必死に感染者の群れから逃げます。追いつかれる寸前、軍の援護により二人は難を逃れたかと思われたのですが……
兵士「区域外で民間人を発見。どうしますか? 小さな女の子もいるんですよ? しかし……了解」
なんと軍人は突然サラを抱えたジョエルを銃撃します。態勢を崩し倒れこむジョエルに軍人がとどめを刺そうとした刹那、トミーの銃撃によって何とか命を救われます。
しかし、
トミー「まずい」
トミーが見ている方向をジョエルが見るとそこには腹を撃たれれたサラが。懸命にサラを助けようとするジョエルでしたがサラの目からは光が消えていきます。
ジョエル「神様……神様……どうして」
泣きながらサラを抱きしめるジョエル、悲しげなギターの音色、そして、画面に「THE LAST OF US」とタイトルが表示されプロローグが終わりを迎えます。

残酷な世界

いろいろな作品、映画、本、ゲームでもいいですが、大切な何かを失って始まる物語は多いと思います。そうして始まる物語は「復讐」というテーマになりやすい傾向があります。例えば、ゲームであればMGSV:TPPだったりマックスペインだったり。

 

 

映画となると、その数は爆発的に増えます。

復讐ものは非常に使いやすい題材で、誰にでもある程度の共感を得やすく、話も作りやすいと思います。最後に復讐すべき人間が酷い目にあえばお客は万々歳なのですから。

あ、復讐ものを馬鹿にしているわけではないですからね。というか、大好物です。

 

それでは、今作はどうなのかというと、主人公ジョエルは娘のサラを殺されてから20年もの月日が経っています。復讐する相手も死んでいますし、ジョエル自身、軍に復讐しようなどという気を起こすシーンはありません。

ただ、ジョエルを見ているといたるところから彼が抱えている辛さ、怒りを感じることができます。

20年後というテロップが出た後、ジョエルは悪夢から目を覚まします。おそらくプロローグの部分を思い出していたのでしょう。そして腕には動かない腕時計。ジョエルの時間はあのサラが死んだときから動いていないのです。

復讐の代わりに彼にあるものは絶望

感染者は増えて、倫理観が崩壊し、そして、娘が殺されたこの世界にジョエルは絶望しているのではないかと思います。

 

 

20年の間にジョエルがしたことは本作ではあまりわからないですが、おそらくかなりの修羅場をくぐってきたものと思われます。

ブラックマーケットでの密輸などをジョエルは生業としていますが、それを邪魔した人間は躊躇なく殺し、情報を聞き出す場合はまるで何事でもないように拷問します。

確かに、序盤のミッションを見る限り、そのような冷酷さがなければ生きていけない世界です。しかし、ジョエルと相棒のテスの積み荷である武器を奪った小悪党を尋問するシーンは正直、驚きました。

まず、ジョエルが小悪党の腕を掴み、積み荷のありかを言わないと腕を折ると脅します。言えないとなるとジョエルは躊躇なく腕を折ります。最終的に小悪党は積み荷がどうなったか喋ってしまい、手を組まないかとジョエルたちに命乞いするのですが、テスは「何を言っているのかわからない」といった風な感じで小悪党を射殺します。

この流れが非常にスムーズなんですよね。ジョエルとテスにはその小悪党にかける情は全くないのです。今までのゲームでも映画でもいいのですが主人公の側がここまで人をゴミのように殺すシーンがあっただろうかと思いました。

このようなシーンはゲーム終盤まで時折でてきます。この世界での人間の心の荒廃具合がよくわかりますね。

 

旅の始まり

そんな絶望的な世界に1つの希望が現れます。免疫をもった少女エリーです。

「ファイアフライ」という反乱軍の女リーダー、マーリーンからファイアフライの拠点までエリーを護衛するよう依頼され、ジョエル、テス、エリーは安全区域から出て行動します。

エリーが感染者というのは運び屋の2人には知らされていなかったのですが、あるきっかけで発覚、エリーの免疫を使ってのワクチン開発に疑問を感じるジョエルは帰ることを提案します。

ジョエル「テス、付き合う必要はない」

しかし、テスは、

テス「本当なら? ここまで来たのよ最後までやりましょう」

と言って、ジョエルを説得します。ジョエルは渋々ながらもファイアフライの拠点へ向かうことを了承します。

 

 

感染者の巣窟を何とか突破した3人でしたが、拠点である州議事堂にはファイアフライの構成員の死体があるだけ。

テス「嘘……嘘!」

動揺するテスにジョエルは

ジョエル「もう諦めろ! ここまでだ、早く帰ろう」

と言い、帰ることを促します。しかし、

テス「ここで最後なの」
ジョエル「なに?」

テスは道中で感染者に噛まれていたのでした。そのとき、外に軍の装甲車が止まります。

テス「私が足止めするからすぐ逃げて」

囮になったテスを置いてジョエルとエリーは意を決してその場から離れます。

エリー「テスを見殺しにしたんだ」
ジョエル「黙れ!」

議事堂の二階から先ほどの場所を見るとそこには軍に射殺されたテスの亡骸が横たわっています。

 

テスの変化

エリーと会った後のテスにはそれまでの冷酷な印象はありません。それは、エリーに希望を感じたからでしょう。

テス「私たちは汚れた人間よ、ずっと前からそう」
ジョエル「だから生き残った」
テス「チャンスなのよ!」

チャンスとは? それは、ワクチンを作る手助けをすることで、汚れ仕事をしてきた自分への贖罪になるということでしょう。

この残酷な世界でエリーを唯一の希望とテスは考え、そして、自らの命を犠牲にして彼女を助けるのです。

一方、ジョエルはそのような素振りを見せません。ワクチンが開発されて世界が以前の形に戻ったとしてもそこにジョエルにとっての希望は無いからです。

ジョエルはテスへの「貸し」を返すためエリーを研究所に連れていくことになります。

 

旅の途中で出会う「人間」

旅の道中で2人は感染者以外の多くの人に出会います。ジョエルの密売仲間であるビル、兄弟で生き延びているヘンリーサム、そして、ハンターとよばれる2人の命を狙う者たち。

ジョエルとエリーは感染者やハンターを倒しながら、協力者と一緒に研究所へと近づいていきます。

しかし、その旅路で起こることはまさに悲劇ばかりです。ビルは相棒が自殺している現場を発見し、ヘンリーとサムは悲しい最期を迎えます。

14年間、隔離地域の外に出たことのなかったエリーにとっては地獄のような光景です。

その地獄の中でエリーはジョエルから生き残る術を少しづつ教わっていきます。

 

2人の関係性の変化

2人で旅をする物語、映画だったらロードムービーというジャンルになると思いますが、このジャンルの面白さと言ったら旅をしている人間たちの絆の形成でしょう。

ラスアスでは、ジョエルとエリーの交流がゲームの進行とは関係ない場面でも多数用意されています。

初めのうちはエリーのことをガキ呼ばわりしたりするジョエルですが、一緒に修羅場を潜り抜けていくにつれ、銃による援護を頼むほどの信頼をエリーに置くようになります。

エリーも州議事堂ではテスを見捨てたジョエルを責めるようなことを漏らしていましたが、徐々にジョエルを信頼し、世界が崩壊する以前の話を話したりして交流を深めていきます。

しつこいようですが是非とも日本語音声でプレイすることをおすすめします。声優の方々の演技が凄まじく、声色やニュアンスなどでそのキャラクターの感情を完全に表現しているので英語をマスターしていない限りは日本語音声が最高です。(ちなみに、私は映画は字幕で見るのですが、どうなんでしょうね……吹き替えのほうがいいのかなあ)

 

ジョエルとエリー

2人はジョエルの弟トミーが属しているグループに出会います。そこでジョエルはトミーにエリーをファイアフライに届けてくれと依頼します。最初は断るトミーでしたが、何とか承諾します。

その時、エリーが馬を盗んで逃げだします。急いで追うジョエル。

エリーは民家の中でジョエルを待っていました。

ジョエル「お前は貴重な存在なんだぞ? 勝手に逃げ出して死んでたかもしれないだろ」
エリー「ずっとあたしをずっと誰かにおしつけたかったんでしょ?」
そうではないというジョエルでしたが、
エリー「なにを怖がっているの?」
エリーは知っていたのです。ジョエルがトミーに自分を渡そうとしていること、そして、ジョエルが自分サラのように死ぬことを恐れていることを。
ジョエル「お前はまだ本当の悲しみってものを味わっていない」
エリー「あたしの大事な人は全員あたしを置いていったか死んだの。全員ね……! あんた以外は」
それを聞いたジョエルは「お前は娘ではないし、俺はお前の父親じゃない、だから別の道を行くんだ」と言います。この言葉は自分に言ったものだと思います。そう、エリーは大事な人間である、しかし、娘とは違い、一方的に保護する存在ではないと。
この後、ジョエルはエリーとの旅を再開することを決心します。

研究所での負傷

研究所に着いた2人でしたが、そこはもうもぬけの殻。違う病院でファイアフライは活動していることを知ります。

研究所を出ようとする2人でしたがそこでハンター達と遭遇、ジョエルは瀕死の重傷を負ってしまいます。

そして冬が訪れます。

 

デビッド

負傷したジョエルのために狩りをするエリー。そこにデビッドという男が現れます。警戒するエリーにデビッドは獲物を分けてくれないかと提案します。エリーは抗生物質との交換を条件に提案をのみます。

そこに、感染者が襲撃してきます。エリーとデビッドは協力して難を逃れます。

一安心したところでデビッドがさりげなく話を始めます。

デビッド「何週間か前、俺は食料を探しに仲間たちを町へ送った」
何の話だろうといった感じのエリー。
デビッド「戻ったのは数人、他の仲間は全員いかれた男にやられたそうだ。そいつには一人連れがいたらしい。女の子だ」
そう、デビッドは今まで殺してきたハンター達のリーダーだったのです。
即座に銃口をデビッドに向けるエリー。エリーは逃げ出しますが、後をつけられ最終的に捕まってしまいます。

正義とは、悪とは、サバイバルとは何か。

このデビッドというキャラクター、海外ドラマファンやアメコミファンはこう思ったのではないでしょうか。

これ、「総督」だよね。

総督というのはアメコミ原作のドラマ「ウォーキングデッド」に出てくるキャラクターです。ウッドベリーという町を統治している男で、コミュニティの人々からは頼りにされているが、他のグループには冷酷であり、しかも、自室にウォーカー(ゾンビ)の首を飾っているという危険人物です。

デビッドも選挙で選ばれたリーダーで、表面上は温和そうですが、他グループの人間を捕まえて食料にしていたりします(コミュニティの人間には言っていないでしょう)

では、この設定はウォーキングデッドからそのまま持ってきただけなのかというと違います。このラスアスのゲームにとってこの設定は全く違う意味をなしています。

プレイヤーはここに至るまでに山ほどハンターを殺してきています。そのハンターがただの無法者ではなく選挙制度もあるコミュニティの一員だったとしたらどのような感想をもつでしょう? 途端にいままで殺してきたハンターひとりひとりがただの的ではなく人間にみえてきます。ハンターには恋人が、親が、子供がいたかもしれない、そんな風に感じてしまうのです。

「生き残るためしょうがないじゃないか」と思う方もいるでしょうが、まさにジョエル、エリー、この世界で生き残っている人間の大多数がそのように思っているのではないでしょうか。

ここまでゲームのキャラクターと感情をリンクできる演出というものはなかなか無いと思います。

 

最高の名シーン、キリン

抗生物質により回復したジョエルはデビッドを倒したエリーの元に駆け付け、その場を脱出します。

 

 

季節は春になり、ジョエルは道すがらエリーにいろいろと話しかけます。しかし、エリーの様子がおかしいのです。

少しぎくしゃくしながら2人は病院への道を進んでいきますが、途中、突然エリーが感嘆の声をあげます。

エリーとジョエルが見たものは、キリンでした。

 

 

今まで、たくさんの凄惨な場面が続いてきましたが、ここで突然のキリンです。私はプレイしていて「えっ?」と思いましたが、ふつふつと温かい感情が湧いてきました。死と隣り合わせの状況で非常に瑞々しい「生」がそこにあるのです。この演出はとても素晴らしいです。

 

去っていくキリンを見ているエリーにジョエルは

ジョエル「やめてもいいんだぞ」
と言います。エリーの様子がおかしい理由をジョエルは察していたのです。旅が終わればその先に何が待っているのかわかりません。そして、ジョエルとはもう会えなくなるということです。
エリー「これまでのすべてを無駄にはできないよ」
エリーはそう言うとキリンに背を向けて先に進み始めます。

世界か、少女か

とうとう病院に着いた2人でしたが、ジョエルはファイアフライの兵士に気絶させられます。

気が付くと病室に寝ており、隣にはマーリーンがいます。

そこで、マーリーンから菌をエリーから取り除いたらワクチンが作れる旨を説明されます。ジョエルは菌は脳と同化しているというのですが……

そう、マーリーンはエリーを殺してワクチンを作ることを良しとしているのです。世界を救うために。

ジョエルは反発し、ファイアフライのメンバーを殺して、エリーを助け出します。車で逃げようとしたところでマーリーンに銃を向けられます。

マーリーンはエリーを助け出したところで外の世界には死しか待っていないとジョエルを諭します。

マーリーン「今からでも正しいことをして。エリーは苦しまないから」
そして、場面は車を運転するジョエルに変わります。
後部座席にはエリーが眠っています。
起きたエリーにジョエルは
ジョエル「ファイアフライをみつけた。お前以外にもたくさん集まっていた。免疫を持つ奴が何十人もだ」
という嘘を話します。
マーリーンを殺したジョエルは世界より、エリーを選ぶ選択をしたのでした。
ジョエルにとってエリーこそが唯一の希望であり、エリーのいない世界など必要ではなかったのです。

戦う理由

2人は多くの民家が見える丘で言葉を交わします。エリーは噛まれたときのこと今まで死んでいった仲間についてジョエルに話します。それに対してジョエルは

ジョエル「俺はな生きるためにずっと戦ってきた。お前も何があっても戦う理由を見つけなくちゃ駄目なんだ」
と言います。それに対してエリーは
エリー「誓ってよ。ファイアフライについてさっき言ってたことは全部本当だって誓って」
と言います。
ジョエルは「誓うよ」と言い、エリーは「わかった」と答え、画面が暗転しエンディングを迎えます。

絶望と希望の物語

ラストがすっと終わってしまうので拍子抜けに感じた方もいると思いますが、私は素晴らしいエンディングだと思いました。

絶望を抱えていたジョエルはエリーという希望を得ることができました。

では、エリーは? エリーは恐らく病院で起こったことを薄々感づいているのではないかと思います。マーリーンとエリーは仲が良く、何も帰りの車まで寝かせておく必要はないでしょうからね。

エリーが誓ってほしかったことは、世界を捨ててまでも自分を助けたジョエルがその嘘を貫き通し、今後、エリーを一人ぼっちにしないことではないでしょうか。ジョエルはそれを誓い、エリーはジョエルという希望を得て、最後に「わかった」と言ったのでは?

これがThe Last of Us(私たちの最後)であり、抗体を持った人間をなくしたThe Last of US(アメリカの最後)ということなのではないかと思います。

 

地獄を彷徨う旅はまだ終わらない……

PART2のPVを観ましたがどれも1よりも凄惨な映像が映し出されています。腹を切り裂かれ吊るされる男性、腕を叩き折られる女性、過剰なまでの暴力性です。

そして、成長したエリーの言葉、

エリー「あいつらを見つけて殺してやるんだ。必ず、最後の1人まで」

復讐の先に希望が待っている作品は少ないです。エリーは「戦う理由」を失わずに済むのでしょうか? PART2とても楽しみです。

 

長いよ……

8000文字以上って……長すぎてすみません。本当に大好きなんですこのゲーム。ストーリーほとんど書いてしまいましたが、スクショの類は一切貼らないようにしました。このゲームの肝は荒廃した世界の映像美にあると思っているからです。おそらくこの長い文章を見た方はもうプレイしていると思われますが、まだプレイしていない方、もしくはPS3版しかしてないよという方はぜひ、PS4のリマスター版をプレイすることをお勧めします。とても綺麗です。

 

それと今回、考察サイトなどは見ないでこの記事を作ったのでかなり的外れな考察が多数あると思いますので、ご容赦ください(USがアメリカという意味のところはネットで見ました)

ではでは、また!