【ネタバレ注意】PSvita「P4G Persona4 The GOLDEN」感想と紹介、アニメ「P4A」「P4GA」のことも

【ネタバレ注意】PSvita「P4G Persona4 The GOLDEN」感想と紹介、アニメ「P4A」「P4GA」のことも

今、日本で一番勢いのあるゲーム会社はどこでしょう?

私はATLUSだと思います。

もちろん売り上げだけを見たら「あつ森」であったり、「ポケモン」であったり、ニンテンドースイッチのゲームが強いのですが、2019年に発売されたヴァニラウェア開発のADV最高傑作「十三機兵防衛圏」がATLUSから発売されたこと、そして、今まで三十年以上続いてきたATLUSの看板タイトルであるメガテンシリーズ最新作、「真・女神転生Ⅴ」が今年発売されることが理由です。

そして、一番外せないATLUSのゲームといえば「ペルソナシリーズ」でしょう。特に「ペルソナ5」は世界的に注目され、多くの賞を獲得しています。

では、ペルソナ5の紹介を……と、行きたいところですが、実は私、ペルソナ5クリアしてないんですよね……。ペルソナシリーズやりたいなあと思ってナンバリングシリーズをDL版で全て購入したのですが、序盤でやめてしまい二、三年積んでいる状態だったのです。

何でだろう……、自分には合わなかったのかな? などと考えていたのですが、現在のペルソナシリーズにハマるためには多くの「慣れが必要なのだと思いました。

では、P4Gの感想の前にその「慣れ」について書いていきたいと思います。

ペルソナシリーズに必要な「慣れ」とは

・ペルソナシリーズはADVゲーム?

今回、私が言うペルソナシリーズは「コミュニティシステム」が確立したペルソナ3以降のことを指すことにします。

「ペルソナ3」「ペルソナ5」そして、今回紹介する「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」(以下P4G)に共通することなのですが、イベントシーンが長いです。「ペルソナ3」は長く感じさせない工夫があったのですが、「P4G」に関してはオープニングから自由に行動できるようになるまで二時間ほどかかります。

冗長ではないのですが、ペルソナでの戦闘を楽しみにしていた方からしましたら「戦闘まだかな……」となってしまうかもしれません。

「ペルソナ3」はまた別の記事を書くとして、「P4G」をプレイして私は確信しました。

「ペルソナシリーズはADVゲームなのだ!」

敵の弱点を突きこちらに有利な戦闘を展開するシステムは面白いのですが、「ペルソナ3」以降、特に「P4G」に関しては、一番にストーリー、二番に戦闘という感じが否めません。

別にこれが悪いということではなくこれがペルソナだということを理解すれば全く問題ありませんし、非常に面白くゲームをプレイすることができるでしょう。

個人的には「ペルソナ3 ポータブル」からはじめることをお勧めします。序盤にスピード感があってゲームに入り込みやすいです。

「コミュニティ」と時間制限

ペルソナシリーズでは「コミュニティ」というシステムがあります。主人公が生活していく中で出会う人々と親交を深めていくと、それに対応するアルカナをもつペルソナを合体によって生み出したときレベルが上がるというものです。……文章にするとわかりにくいですね。

簡単にいえばみんなと仲良くなっておけば自分の持つペルソナが強くなるということですね。

しかし、「P4G」ではバトルをしに行くにしても、コミュニティを築くにしても放課後(たまに夜)を使うことになってしまいます。

そしてペルソナシリーズでは時間制限があります。厳密にいえば日にち制限ですね。

「P4G」の主人公は一年という期間限定で物語の舞台にいます。その間の中でコミュニティを築き、バトルをこなし、ストーリーを進めていくということになります。

ここで陥りやすい思考としまして、「よし! 絶対、全部のコミュニティをMaxにしてやる!」というものです。これはやめた方がいいです。

すべてのコミュニティをMaxにするためには攻略サイトを見る必要がありますし、会話中の選択肢も間違えられません。かなり息苦しさを覚えるゲームプレイになると思います。

是非、初回プレイは自分の思うままプレイしてみるのを推奨します。

トゥルーエンドの条件だけは攻略サイト推奨

少しネタバレになりますが、ペルソナシリーズは結構なプレイ時間を必要とします。大体70~80時間といったところでしょうか。

「P4G」にはエンディング分岐があります。何十時間もやって思い通りのエンディングにならなかった場合はかなりきついと思われますので、二周目なんて苦にならないよという方以外はそこだけ確認しておいた方がいいでしょう。

ペルソナ合体への抵抗感をなくそう

これは私だけかもしれませんが、私は最初ペルソナ合体に抵抗がありました。

上の方にパッケージ絵を貼っていますが、そこに主人公の初期ペルソナ「イザナギ」がでかでかと載っています。かなりかっこいいです。

しかし、戦闘で勝っていくためにはペルソナを合体させ違うペルソナへと変化させていかなければなりません。

「ポケモン」などで育った私にとっては見た目のかっこいいキャラをコツコツ育てられないというのは抵抗感がありましたね。

まあ、やっていくうちにガンガン合体させていくことに慣れていくので大丈夫だと思います。

では長くなりましたが本題に入っていきましょう。

 

それとここからは完全なネタバレ注意です。未プレイの方は気をつけてください。



PSvita版 Persona4 The GOLDEN 感想

「真実」を探す物語

両親の海外出張により、一年間、叔父の家に預けられることになった主人公は都会から田舎である稲羽市へと引っ越してくる。転入先の高校に通うことになった主人公だったが、その高校では雨の夜、午前0時に点いていないテレビを見つめていると誰かが映るという「マヨナカテレビ」という噂が流行っていた。

友人の勧めもあり試してみることにした主人公だったが、午前0時を過ぎると、確かに、独りでにテレビが点き人間が映り始めた。引き寄せられるようにテレビに近づきテレビ画面を触ってみると、驚くべきことに手がテレビの中に入ってしまう。

霧が出る度に起こる殺人事件、それが「マヨナカテレビ」に関係があると考えた主人公と友人たちはテレビの中に入ることにする。そこは「シャドウ」とよばれる化物の住処であり、主人公たちは窮地に陥ってしまう。

そのとき、主人公の頭のなかで声が聞こえる。「我は汝、汝は我……」

主人公はペルソナという能力を覚醒させ、殺人事件の真相を究明するべく仲間たちと行動を開始する。

というストーリーです。

己の中のもう一人の自分と向き合うという面白さ

主人公がペルソナ能力に目覚めたあと、仲間たちも一人づつペルソナ能力に目覚めていきます。

その際、自分の中からシャドウが現れ、自分の見たくない一面を見せつけられることになります。それを否定するとシャドウは暴走し、本物の自分を殺してしまうのです。

キャラクターごとに裏の顔を持つシャドウが登場するのですが、そこがこのP4Gの見どころでもあります。例をあげてみると、最初に仲間になる花村陽介というキャラクターは明るく気さくな人物ですが、もう一人の自分であるシャドウは、田舎暮らしにうんざりしており、まわりの環境をウザいと考えています。好きだった先輩がマヨナカテレビに映り死んだことでテレビの中に入ることを決意したつもりでしたが、実際は退屈な今が変わるのではないかとワクワクしながらテレビに入ったともう一人の陽介に言われてしまうのです。

結果的に陽介はもう一人の自分を否定してしまい、シャドウが暴走し、主人公がペルソナ能力を使い暴走したシャドウを倒します。

落ち着いた陽介はもう一人の自分もまた自分であると自覚し、ペルソナ能力を発現させるのです。

このように、仲間の数だけ自分と向き合うというイベントが用意されており、裏の顔もひとそれぞれでバラエティに富んでいます。

誰かがこの現象を利用してテレビに人を投げ込んで殺人を行っていることが分かり、テレビに閉じ込められた人を助けながら仲間を増やしていくといった流れになります。

田舎暮らしを満喫せよ! 夢のリア充高校ライフ!

「リア充」って言葉、もう古いのかな……

上記した通り、主人公は事件を追う以外に多くのことをしなければなりません。

「コミュニティ」を作るために部活に入ったり、商店街を見て回ったり、虫を採ったり、釣りをしたり、もちろん勉強も……やれることは非常に多くあります。

仲間の女性とコミュニティを作り深めていけば恋人になることも可能です、しかも何股でもOK……まあ、そこはプレイヤーの道徳心に選択肢を預けているということでしょうか。

他にも、夏は海、秋は文化祭、冬はスキーなどなど、多くのイベントが用意されています。

ここまでの充実した生活というのもなかなかないでしょうね。これから高校生になる方はこのゲームを参考にしてみるのもいいかもしれません。もうとっくの昔に学生生活が終わった方は……せめてゲームの中だけでも青春に浸ってみてはいかがでしょうか。

このゲームを楽しめるか楽しめないかはこの一点で決まる!

結論からいうと「登場キャラクターを好きになるかどうか」に尽きると思います。仲間が増えていきキャラクターの掛け合いなどに違和感やどうも合わないなと思ったりしたら、このゲームを続けるのは厳しいと思います。

ただ、あまりその心配はないと思います。プレイしていけばどのキャラクターも好きになれると思いますよ!

私自身の感想

プレイ時間は70時間ちょっとでしたが非常に楽しめました。少し中だるみする箇所もありましたが、全体的に面白かったです。

一つ問題があるとすれば、ちょっと簡単すぎたかなということぐらいです。難易度ノーマルでプレイしたのですが、大したレベル上げをすることもなく最後までプレイすることができました。ただ、上記した通りストーリーメインなゲームに感じましたのでこれぐらいの難易度でよかった気もしますね。

私がプレイしたのはPSvita版でしたが、現在PC版も販売されているようです。是非プレイしてみてください!

Persona4 the ANIMATION

PS2ゲーム「ペルソナ4」を原作とした2011年に放送されたTVアニメです。ゲームが面白かったので見てみました。

あまり期待していなかったのだけれども……

結論からいうとかなり面白かったです!

ゲームのアニメ化というと尺の都合で大事なところが削られていたりするものですが、26話という話数でよくここまでできたものだなと驚きました。

監督はFateシリーズの番外編作品の「カーニバル・ファンタズム」などを手掛けた岸誠二監督でギャグシーンが原作以上に面白くなっています。

原作との変更点も合点がいくもので素晴らしいと思いました。いくつか変更点を書いておきます。

主人公たちが武器を持たなくなった

原作であれば主人公たちは武器を持っています。主人公でしたら刀とかですね。商店街にある「だいだら」という店で購入できるのですが、完全な銃刀法違反ですね。

コミュニティイベントの変更

流石に全員分のイベントやらないだろうなあと思っていたらしっかり入れられていました。これがこのアニメの一番の凄さだと思います。こんなに詰め込むとどこかしらおかしなことになってしまうものですがきっちりと各々のエピソードを見せるというのはまさに職人芸でしょう。

オリジナルキャラ、あいか

原作の稲羽市商店街に愛家という中華料理店があるのですが、そこの店長の娘というキャラクターです。

ただただ面白い、登場するだけで面白いです。

 

と、こんな感じで面白いアニメなのでゲーム版する時間が無いなあという方はアニメを見てみることをお勧めします。

 

Persona4 The Golden ANIMATION

ゲーム「P4G」を原作にした2014年に放送されたTVアニメです。

今回のアニメ化では「P4G」で登場したキャラクター「マリー」を軸に物語が進んでいきます。

ただ今回は12話という短さもあってか後半の展開が急ぎ足になっており初めて「P4G」の物語に触れた方にはわからないことも多くあると思います。

それと、今作、序盤と終盤以外はマリーとの親交を深める話になっているため、前作の事件の話などはほとんど出てきません。今作だけでは全く意味不明な内容になっていますのでP4Aを見た後にP4GAを見ましょう。

欲を言えばP4G⇒P4A⇒P4GAの順番が一番楽しめると思います。

 

最後に

ネタバレ注意と書いてましたがあまりしなかったですね。やはり、できればネタバレ無しでプレイしていただければ一番だと思います。

それでは、また!